面白くて、驚愕のおすすめミステリー小説「十角館の殺人」綾辻行人(著)
半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。
島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。
生きて残るのは誰か?
犯人は誰なのか?
鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品
勘がいい人ならトリックにも気づくだろうが、まさか、そんなことないよなって思わせる。
小手先の技術なら綾辻の右にでるものはいないと思う。
ワクワクさせる展開に、映像では再現できない構成、伏線の張り方。
そして、過去の名作達に対する親愛の情がいい。
何はともあれ本格推理小説を読んでワクワクしたいあなたには是非おすすめ。
小学生の頃、エラリー、アガサ、モーリス、コナン等の古典推理小説を愛読していた僕に とっては、涙がでるような登場人物設定で、犯人が判明するシーンの描写は圧巻です。
そういった古典推理小説の知識があるが故に、だまされてしまう、叙述トリックも使用されており、読後のやられた感はひとしおです。
40代で久々に読んだ推理小説ですが、小学生の頃の興奮を思い出しました。
最高傑作、間違いなしのおすすめミステリー小説です。
これは最高傑作の部類に入るでしょう。
間違いありません。
ページ数は厚めでけど読みやすいのでサクサク前進します。
推理小説好きでまだ読んでいない方はぜひお奨めです。
推理小説、玄人の方は犯人当てをしながら読むと面白いですよ!
何度も言いますが、おもしろかったです!
最後の最後まで綾辻さんのトリックに全く気づけませんでした。
真実が判明した時、驚きました!まさかまさかの展開、結末。
そういうことだったのか・・・とガツンとやられた感じです。
見ている人を惹きこむ加速していくストーリー展開、巧妙なトリック。
見事です!
そして、綾辻さんの人物像の描写の上手さにも脱帽です。
登場人物の一人一人の設定が細かく繊細ですから、作品の中の人物達を 自分の中で想像しながら、物語を楽しむことができます。
デビュー作とは思えない傑作ミステリーでした。
「何か、面白いミステリーを教えて」と言われたら、迷うことなく、この「十角館の殺人」綾辻行人(著)を紹介します。
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