面白いミステリー、おもしろい傑作おすすめミステリー小説は『容疑者Xの献身』東野圭吾(著)だ。
2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)
2008年、フジテレビジョンほかにより映画化されている。
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。
ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
東野作品は20作くらい読みましたけど、自分にはこれが最高傑作です。
若干突っ込み所はありつつも見事な叙述トリック、そして石神の純粋すぎる愛と湯川の優しさを描いたストーリー、どちらも大満足でした。
結末は賛否両論ですけど、自分はこれでよかったと思います。
最後の石神の叫びには悲しさだけじゃなく、喜びも含まれてるような気がします。
ちなみにこれから読まれる方は先に「探偵ガリレオ」「予知夢」を読んでおいた方がいいです。
草薙と湯川の関係や、湯川のキャラクターを把握しておいた方が今作を何倍も楽しめますので。
天才数学者の石神。彼は都会の片隅の小さなボロアパートに住み、高校の教師をしている。
学校とアパートとの往復だけでなんの楽しみのないような生活をおくっている。
しかし彼は、ある難解な数学の公式を解くこととを生きる証として何年も取り組んでいる。
そして、秘密に恋心を抱く女性もいた。
その恋は、純粋で自分の人生をなげうってでも守りたいものだった・・・・・・
そして彼は、事件に自ら巻き込まれていく。
石神の大学時代の同級生として、登場する天才物理学者、湯川。
ガリレオシリーズの初の長編作品で、湯川の事件を解決する才能はいかんなく発揮され読み応えある作品になっている。
事件を解決していくおもしろさは、もちろんだが、湯川と石神の天才学者同士の心の模様や、石神の怖いぐらいの純粋な恋心など心理面でも十分楽しめます。
天才のひらめきは、観察眼の鋭さから生まれるのだという印象を受けました。
最後まで一気に読み進みたくなるミステリーです。
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